26 May
26May

日本の祭りには何か魔法のような魅力があります。映画やアニメで見たことがある方も多いと思いますが、この種の祭りは「心をゆさぶる」体験です。一戸町の「藤島フジのまつり」もそれに勝るとも奥らない、魅力にあふれた行事でした。 

この祭りは、地元の人たちが大切にしている100年以上の藤の木を祝うために開催されました。伝統的な舞や演技、笑い声、祭りの風味が空気を縉わせ、本当に特別な日でした。そしてその日、ルアンは会場中心のテントの中で、自分のブースを開き、コロンビアの文化を分かち合う機会を持つことができました。


この写真は地元のテレビ放送を示しています。すべての放送権はそれぞれの所有者に帰属します。

午前9時30分頃に到着し、ブースの設営を始めました。地域おこし協力隊の他のメンバーである山本さんとスペースを共有しました。

最初は風が強くて少し大変でしたが、一緒に協力してすべてを整えました。長く滞在された方には、コロンビアや地域おこし協力隊を通じたルアンたちの活動についての短いプレゼンテーションも行いました。共有された物語、お茶、そして笑顔を通じて、小さな文化の架け橋を築くことができたと感じました。  

ルアンの提供したのは、バタフライピーの優しいお茶でした。その鮮やかな青色は、レモンを加えることで紫色に変わり、祭りのインスピレーションとなった藤の花と完璧に調和しました。しかし、これは単なるお茶ではなく、ゆっくりとした時間を過ごし、会話し、つながるための招待状でした。人々はお茶だけでなく、ルアンが持参したコロンビアの手作り工芸品にも興味を持って立ち寄ってくれました。そのカラフルな質感は、文化、伝統、そして世界の反対側の日常生活についての会話を引き起こしました。特に一戸町も職人の町で知られているため、共通の話題となりました。                                            

この日のハイライトは、カシオペア FMの川口七海さんが立ち寄り、短いラジオインタビュー(日本語で!)をしてくれたことでした。彼女はお茶、ルアンの文化、そしてルアンが一戸町に来た理由について尋ねました。彼女が放送中にお茶を試す様子を見るのは貴重で、誰かが新しいものに初めて出会う瞬間を目の当たりにするのはいつも特別です。

一日を通して約75杯のお茶を提供し、訪問者の流れに追いつくのがやっとの時もありました。幸いなことに、忙しくなりすぎたときには山本さんが手伝ってくれました。ありがとうございました!テントの中からは、伝統的な太鼓の音や学校の体育館でのパフォーマンスに対する拍手が聞こえてきました。こっそり見に行きたいと思いましたが、ただ聞いているだけでも、ここでの文化がいかに生き生きとしているかを思い出させてくれました。.                   

イベントの後、満開の藤の花を訪れるために静かな散歩をしました。その美しさについての話は聞いていましたが、その豊かな香りと紫色の花が枝からシャンデリアのように垂れ下がる様子には驚かされました。コロンビアでは一年中花が咲いているため、その美しさを当然のものと考えてしまうことがあります。日本の季節の儚い魔法を学びました。ここでは、花は短い間だけ咲きますが、深く愛されており、それがさらに特別なものにしています。     

この日の体験は、なぜ自分がこの地に来たのかをあらためて思い出させてくれました。僕は働くためだけでなく、人と繋がり、学び、分かち合うためにここに来ました。  

春は終わり、夏がやってきます。次は何が起こるのか、わくわくしています。   

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