こんにちは。ルアンはコロンビア出身で、現在日本北部、岩手県の田舎町「一戸町」に住んでいるルアンと申します。昨年、韓国の 釜山 にて3か月暮らす機会がありました。素晴らしい方々と出会い、韓国人とラテンアメリカ人には驚くほど多くの共通点があると実感しました。温かさ、人へのもてなし、食文化、家族、そして自然への愛情など、ルアンたちは多くを共有しています。この経験を通じて断言できます:
日本が好きなら、岩手県の一戸町はきっと気に入っていただけます。以下にその理由をご紹介します。
日本といえば、多くの人がまず 東京、大阪、福岡 を思い浮かべます。
しかし、日本の本当の魅力を味わいたいなら、文化的に深く、ゆったりとした時間が流れる北部地方「東北」 がおすすめです。一戸町 は岩手県にある小さな農村です。韓国からの行き方は以下の通り簡単です:釜山またはソウルから出発
→ 大阪または福岡まで航空便
→ 仙台行の格安航空便に乗ります(韓国の方は JAL Japan Explorer Pass または ANA Experience Japan Fare を利用可能)
→ 仙台駅から 新幹線 に乗り、二戸駅まで約1時間15分。
合計で約4時間程度の所要時間です(釜山→福岡45分、福岡→仙台1時間45分、仙台→二戸1時間15分)。
日本は韓国の旅行者にとって依然として人気の行き先です。ですが、主要観光地は混雑と物価高騰が進んでいます。
一方、東北地方、特に 仙台 や 盛岡、そして 一戸町 のような町では、雄大な自然、豊かな文化、そして静寂が満喫できます。
まだ観光客が少ないため、ゆっくり呼吸し、探検し、本当にリラックスできる空間がここにはあります。
意外に思われるかもしれませんが、岩手には韓国文化の影響が残っています。特に食において顕著です。地域の代表的料理である 冷麺(Reimen) は、多くの地元民が韓国起源だと自負している冷たい麺料理です。20世紀中頃に韓国系移民が持ち込んだレシピで、盛岡周辺で地域の名物に発展しました。
さらに、この地域で最大の冷麺生産会社が一戸町にあります。一口食べたら、「これはまるで故郷の味だ」と感じる方もいるでしょう。
韓国文化に欠かせないバーベキュー。実は、岩手では最近 ジビエ(野生肉)のバーベキュー文化が注目されています。野生動物の個体数が増えたことにより、以下のような肉が楽しめます:
これは単なる珍しい料理ではなく、持続可能な狩猟の一環として、小さな地元レストランや山間部の宿泊施設で提供されていま
す。冒険好きで肉料理がお好きな方には、ぜひ試してほしい体験です。特に、一戸町や軽米町では、専門家と一緒に狩猟に同行できる 外国人向けプログラムがあり、許可不要で 観察者や研修生として参加することも可能です。
澄んだ空気、清流、四季がはっきりと感じられる山々と大地との深い繋がり…
それが 一戸町 です。しかし、ここでルアンが最も韓国を思い出すのは、景色以上に 共同体の心 です。
地元の人々は親切で思いやりがあり、いつも分かち合う準備をしてくれます。
まるで釜山や韓国各地で出会った方々のようです。親しみを感じつつ、新鮮な体験を求める方には、一戸町は心に響く場所になるでしょう。
旅の途中で 仙台 に立ち寄りショッピングを楽しみ、
盛岡 では素晴らしいカフェ(本当に美味しいです!)、多彩なレストラン、快適な夜の雰囲気を堪能できます。
しかし、特別におすすめしたいのは 小さな田舎町 の魅力をぜひ体験してほしいということです。例えば:
さらに、登山が好きな方にも朗報です! 一戸町の近くには登れる山が多数あり、韓国の方々にもとても人気なアクティビティです。
多くの方がレンタカーを考えますが、
実はこの地域は 公共交通が十分に発達しています。IGR鉄道 や地域バスを上手に利用すれば、
手頃な料金でさまざまな場所を回ることができます。
ルアン自身も車なしで生活してきましたが、不便さは感じたことがありません。また、1週間以上滞在されるなら、
八戸から出航するフェリー を利用して北へ進み、北海道 へ渡ることもできます。
そのフェリーには 船内温泉施設 まであるんです!
韓国での生活を経て、次は ルアんの住む場所にあなたを招待したい のです。お一人でも、ご友人やご家族とでも、
ハイキング、グルメ、癒しの自然、田舎文化探訪など、お好きな目的の旅を、
岩手北部、一戸町はきっとあなたが探していた“隠れた宝石”です。ルアンはここでの生活をビデオやブログで紹介していますので、
興味があればぜひご覧ください!📩 ご質問や旅の相談があれば、いつでも気軽にご連絡ください。一戸町でお会いできる日を楽しみにしています。