北日本(特に岩手県と青森県)には、名前の最後に「のへ」が付く町がたくさんあることに気づいたことはありますか?
例えば、一戸、二戸、八戸…そして九戸まで!日本語を勉強している人にとって、数字の漢字は基本中の基本ですよね:一(いち)= 1
二(に)= 2
三(さん)= 3
四(し/よん)= 4 (でも…これは「言っちゃダメ」笑)
五(ご)= 5
六(ろく)= 6
七(しち/なな)= 7
八(はち)= 8
九(きゅう/く)= 9
地図を見てみると、これらの「のへ」町は岩手県北部から青森県南部にかけて点在しています。
歴史的には、このエリア全体は強大な南部氏の支配下にあり、「のへ」の町はその歴史を今に伝える生きた証なんです。面白いことに、名前は一戸(1のへ)から九戸(9のへ)まで、数字の順番通りに並んでいて、まるで地図に隠されたシークレットコードのよう!
「戸」という漢字は、江戸(Edo)にも使われていますよね。でも、この場合の「のへ」は、侍のための支城や小さな集落を指す言葉でした。昔、南部氏は自分たちの領土を分割し、これらの「のへ」を拠点として設置しました。要塞でもあり、行政拠点でもあり、「俺たちスゴいだろ!」と示すためのシンボルでもあったわけです。
そして整理(と自慢?)のために、それぞれの「のへ」に番号を付け始めました。お城も含め、現代まで続くまさに「リアル・レガシーマップクエスト」!しかも面白いことに、1(私が住んでいる場所)と9はお隣同士なんです。その間にあるのは一体…?
先週の日曜日、私は九戸にある「チキンソニックフェスティバル」に行ってきました。この町は鶏で有名で、町全体がそのPRに全力を注いでいます。
町のマスコット「キングオブチキン」は、若手経営者たちと一緒に「ザ・トリフターズ」というファンキーバンドを結成!
歌のテーマは鶏愛、地元愛、そして全力で楽しむこと。めっちゃクリエイティブですよね!当然ながら、私は「のへ」の町をつなぐ道路を選びました。深い山を突っ切る長く曲がりくねったルートで、まさに東北の「背骨」のような道。無限に続くトンネルとスリリングなカーブは、まるで隠された冒険クエストに挑んでいるような気分になります。特に一本のトンネルは、信じられないくらい真っ直ぐで長く、まるで『ダンダダン』のターボばあちゃんが飛び出してきそうな感じ!(笑)
帰り道には、トンネルの入口で不安そうに待っていた車がいました。たぶん一人で入るのが怖かったのか、私が入った瞬間すぐに追いかけてきて、ちょっとしたホラー映画の convoy(隊列)を率いてるみたいでした。もし「ゼロのへ」が存在するなら、それはきっとこのトンネルの奥深く、闇に潜んでいて、あなたをびっくりさせるタイミングを狙っているに違いないです!
この「のへ」町の中で、一番大きく有名なのは八戸(8のへ)です。青森県にある活気あふれる港町で、元気いっぱいの朝市、新鮮な海の幸、そして独特なローカル文化で知られています。八戸については、これからのブログやVlogで詳しく紹介する予定です。まだ見ていない方は、ぜひ私のYouTubeチャンネルもチェックしてみてください!
日本語、英語、スペイン語で動画をアップしていて、もちろん字幕付きなので安心です!
それぞれの「のへ」には、それぞれの魅力があります。ゆったりした温泉、美味しい郷土料理、穏やかな田んぼ、伝統的なお祭り、そして温かい人々。
一戸から九戸への旅は、地図上に隠された数字のパズルを解くような感覚で、思いがけない発見と壮大な景色に出会えます。冒険、地域の歴史、そして面白い地名が好きな人には、ぜひおすすめしたいルートです!