岩手で運転免許を取得しました！— 東北でのリアルな体験記

今回は、私が岩手県二戸市の自動車学校（KDS）で運転免許を取得した体験について紹介したいと思います。外国人として東北地方で免許を取るのは、思った以上に大変で、でも同時にとても貴重な経験でした！

🇨🇴 コロンビアの免許が使えなかった理由

ルアンはコロンビアで約11年前に運転免許を取得していましたが、日本に来る前に国際免許を取らなかったため、そのまま日本で使うことはできませんでした。

さらに、コロンビアの免許証の確認手続きはオンラインで行われるのですが、そのシステムが国内限定のため、日本からはアクセスできず、手続きがなかなか進められませんでした。

いろいろ調べたり相談したりした結果、「それなら一から日本の自動車学校で挑戦してみよう！」と決めました。結果的に、それがすごくいい経験になりました。

通った学校：KDS（Kenpuku Driving School）

私が住んでいるのは岩手県の一戸町で、最寄りの教習所は二戸市のKDS自動車学校でした。授業はすべて日本語で行われ、教材も日本語版でした（他言語の教材もありますが、別料金が必要です）。ただし、学科試験（仮免と本免）は英語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語など複数言語で受験可能です。

私の場合、勉強用の教材が英語でしか利用できなかったため、両方とも英語で受験しました。

授業と試験の流れ

東北地域（特に岩手、秋田、青森、山形など）では、合宿形式で2週間ほどで免許を取るコースもありますが、私は仕事と両立するために、通学型で約1ヶ月間通うコースを選びました。

送迎バスもあり、通学の負担が少なく、教習の合間に仕事にも行くことができました。

結局、仮免・本免の学科試験・実技試験をすべて終えるまで約1ヶ月と6日かかりました（ちなみに、岩手の学科試験は日本でも難易度が高いことで有名です！😅）。

東北での移動と「便利さ」について

正直に言うと、岩手や東北の交通システムは思っていたよりも便利です。

ただし、計画性や工夫が必要なことも多く、例えば自転車を電車に乗せる場合は「輪行袋」に入れなければならず、折りたたみ自転車を使うか、大きな袋を探す必要がありました。

それでも、こうした経験を通して、地方での暮らしに柔軟に対応する力が身についたと思います。そしてやっぱり、免許があると冬の生活がかなり楽になります！⛄️

授業中のエピソード 🎶

面白いエピソードもあります。最初の実技試験のとき、担当の教官が車の中でコロンビアのプレイリストを流してくれて、なんとKarol Gの曲がずっと流れていました（笑）

おかげでリラックスして試験を受けることができ、無事に合格することができました！

雪道運転講習に行ってきました！

そしてもうひとつ、ぜひシェアしたい体験があります！先週の金曜日、盛岡の自動車学校で「雪道運転講習」に参加してきました。まだ雪はありませんでしたが、路面にずっと水が流れていて、本当にツルツルで…まるで冬の道路みたいでした😂最初は「え、こんなに滑るの？」ってびっくりしましたが、やってみるとすごく面白くて、そしてめちゃくちゃ勉強になりました。岩手や東北の冬は本当に厳しくて、私も「冬になったらどうなるんだろう…？」と少し不安だったので、こういう講習があるのは本当にありがたかったです。講習では、

• ツルツルの路面で急ブレーキ
• スリップした時の立て直し方
• ハンドルの切り方のコツ
  など、普段できない練習がたくさんできました。

地域おこし協力隊として、これから冬の運転が増える人たちのために、こういう機会を用意してくれたことにも感動しました。先生たちもとても優しくて、笑いながら楽しく学べる雰囲気でした😊あと、当日の動画も撮ってもらったので、近いうちにブログにアップします！

（私がスリップして「おおおっ!?」ってなってるやつです笑）冬の岩手で運転する予定がある方には、本当におすすめの講習です！

感想とアドバイス

KDSの先生方は本当に親切で、教習中もわかりやすくサポートしてくれました。また、私の職場でも柔軟にスケジュールを調整してもらえたため、無理なく両立できたことも大きかったです。

東北（特に岩手、秋田、山形、青森など）で免許を取りたい方には、地方の自動車学校を選ぶのもおすすめです。都市部よりも落ち着いていて、風景も美しく、学びながら日本の田舎文化も体験できます。

最後に

外国人として日本で免許を取るのは簡単ではありません。でも、この経験を通して得られた知識や自信、そして地域の人たちとのつながりは、何よりの財産だと思っています。

これからも、岩手や東北での暮らしや挑戦をシェアしていきたいと思います。🚗✨

ご意見や質問があれば、ぜひコメントで教えてください！